涼宮ハルヒの憂鬱

第5巻初回限定版。
表紙はキョンの妹とシャミセン。第5巻に収録されている話は孤島症候群・前編及び後編。ハルヒの提案したSOS団の合宿場所に、古泉が知人の所有している別荘を提案し、3泊4日の合宿が行われることに。


無人島にある別荘ということで、事件が起こらないわけがないとはしゃぎまくるハルヒですが、別荘の外観は至って普通。中も至って普通。
何事もなく1日目は過ぎ、2日目は台風の通過による嵐のため別荘に篭りっきりになってしまう。そんな中で起こった別送のオーナーである多丸さん殺害事件。
胸を果物ナイフで刺され、容疑が昨日はいたのに今日は姿の見えない多丸さんの弟にかかる。


ハルヒが望んだ事件、そしてそれを暴いてく推理が始まる。


結局古泉や多丸さん兄弟、執事やメイドらが仕組んだ芝居だったわけですけど、事件の真相を暴いていき、最後にハルヒが決めポーズと台詞を言うシーンが逆転裁判の演出に名探偵コナン調のBGM(笑


みくるの弾ける胸を見ながら「どれがビーチボールだ」と表情を緩ませるキョンに思わず笑ってしまった。
1日目のハルヒの服が短すぎるスカートで尻肉がほぼ常に溢れてた・・・エロス・・・あのローアングルは見えないほうがおかしい。
古泉はキョンの妹が合宿に来ることが予想外だったと言っていたが、じゃぁもし来なかったらこの芝居はどうなっていたんだろうか・・・。
あと頑なにハルヒの指示を守っていた長門キョンの指示に、ではなくキョンの声が聞えた途端に反応したのは一体・・・。


嵐の中クルーザーの有無を確認しに行ったハルヒキョンががっちり手を握ってたシーン。ハルヒもさぞかしうれしかっただろうに。ハルヒが見たという謎の生物もこのまままっすぐ別荘に戻らずにいればキョンともっと2人きりでいられるからという思いで生み出した幻覚だったのか、も?



ちなみに特典映像は小説涼宮ハルヒの憤慨発売を記念してのイベントで、谷川流いとうのいぢのサイン会の模様が収録されている。これに元気だった頃の(笑)平野綾茅原実里が飛び入り参戦する、その裏側の模様も。