機動戦士ガンダム The Origin

第13巻。
ルウム戦役直前の話。12巻の末でジオン公国が宣戦布告しましたけど、今回はサイド2への襲撃、8バンチ・アイランドイフィッシュへの毒ガス攻撃→外部ブースター装着によるコロニー落とし・・・あぁブリティッシュ作戦って言えばよかったのか(笑
結局コロニー落としでは狙うべく場所、ジャブロー基地に落ちなかったため一応失敗には終わったんですよね?
何故同じスペースノイドながらサイド2を攻撃したのかというと、サイド2が連邦軍にそそのかされて連邦側についたからなんですけど・・・裏切り者が辿る道はこうだと国民に示すことで絶対なる忠誠を誓わせるギレン、マジ策士。


あとアルテイシアサイドの話では、アルテイシアエドワウを養子に迎え入れてくれたマス氏が危篤になり、さらに暴徒と化したサイド5ルウム住人がマス氏の家を襲撃。アルテイシアたちはこれに応戦するも、この騒動でマス氏が亡くなってしまう。
何故ルウム住人が暴徒と化したのかというと、サイド2と同じように連邦軍とのつながりが強く、さらに戦力が出入りしているサイドだったため、サイド2と同じ道を辿るのではないかという緊迫感がそうさせたんですね。


そういう情景を描けるってのはやっぱりすごい。勿論アニメのファーストがあって、それから20年以上経ったからこそあそこまで練りあげられたと思うんですけど。
そしてレビル将軍ティアンム中将率いる艦隊がルウム付近にてジオン軍艦隊と交戦を開始する。


あ、そうそう。今回黒い三連星のリーダーであるガイアのフルネームが判明。ミゲル・ガイアらしいですよ。マッシュとオルテガも知りたいわん。