抑揚のない生活が

先日の先輩との食事の際に言われたこと。
「抑揚のない生活が続いたら、例えば何かに没頭したりとか、無性に何かがほしくなったりして、そういう時ってどうするの?」って問われたんですが、私はそのとき、確か「そう思うことはあるけど自然と収まるし、ほしいほしいと思ってもどうなるわけでもない」みたいなことを返したと思うんですが、随分ピンポイントというか、うまいところに話を持っていったなぁと感心しちゃったんです。


というのも、このちょっと前に恋愛の話になってて、普通の人ならこういう生活してたら恋愛に走るよね?みたいな話をしてたんでその流れも兼ねてたとは思うんですけど、そういうのにあんまり必死じゃなかったりする。これも本人の前で言ったことですが。
私の場合は単に機会に恵まれていないのもあるし、走るものが他にあったということだったんですが、じゃぁ逆にもう毎日が変動ばっかり起きる生活だったらどうなんだろうと考えてみる。


が、なかなかイメージできない・・・(笑


現実が嫌になっちゃってもがいてる人とか、仕事を辞めて転職を試みようとしてる人とか、それって例としては全く別物かもしれませんけど、結果どうなろうと変わりゆく生活の1つだし、自ら動いた結果でもあるし、すごいと思う。私にはひとまずそれすらもない。
私の場合は、例えば今の生活をめちゃくちゃにしてしまうと家族も、生活も皆めちゃくちゃになる、そういう場所に私はいて、そこから動いてしまうともうどうしようもなくなることがわかってしまう。


「自分が実際にそうしていないのに、そうなることがわかるのか!?」
「お前はそんなに賢い人間か!」


定番だが、胸にズキュンズキュン来るね、誰が言ったか知らないがこの台詞。
むしろ今の生活をめちゃくちゃにして、自分の行き場所がなくなるのが怖いのかもしれないけど。ブラック・ラグーンのロックじゃないけどさ。


で、たどり着く場所は結局そんなことを言っておきながらも「自分は何をしたいんだ?」と自らに問う羽目になって、答えが出せないから今のままのスタイルが続いていくというオチ丸見えの展開だったりするんですけどね。


この時期、この卒業〜入学というこの春という季節、私を魅了し、惑わし、そして私は嫌悪する。
ちょっと前までは好きだったが、今では大嫌いな春。
旅立ち?新生活?クソ喰らえだな。