シビック 無限RR

私、実はホンダディーラーに行くの初めてだったんですけど、行ってきました。
目的はサブタイ通り、シビック 無限RRを見に行くため。あとカタログもらいに行くため。

まず行ったら駐車場がどこにあるかわからなくてちょっと探した。見つけたはいいけど車が4台ほどしか止められないほど狭かった・・・。

さて、通常のシビックTypeRとこの無限RR、何が違うのかというと、無限RRはホンダ系列のカスタムメーカーである無限というメーカーがシビックTypeRをベースにチューニングを施したもの、と捉えて結構です。
個人的にはトヨタのTRD、日産のnismo、三菱のラリーアートといった、そのメーカー系列のカスタムブランドという位置づけなのかなぁと思ってたんですけど、それにしてはこの上記と比べて印象が薄かったりする。

ちなみに300台限定。

• 外観

外観の違いは専用ホイール、前後バンパー、ビルトインフォグランプ、ダクトつきボンネット、デュアルマフラー、リアフォグランプですかね。
特にバンパーはカーボン製で、バンパー下部にはブレーキ導風ダクトまで設けられていて、これもカーボン製。
専用ホイールはブラック。ボンネットはアルミ製。そして専用色であるレッドのボディカラー。

• 内装

内装の違いは本皮まきのシフトノブ、カーボン製のバケットシート、無限の刻印入りタコメーター、専用ペダルくらいですかね。
シビックTypeRのコクピットの実物すら見たことがなかったんですけど、まずびっくりしたのがシフトノブの短さ。短すぎ。これぞスポーツカーみたいな雰囲気でしたね。
サイドブレーキも非常に特異な形状をしていたし、これはダサいんじゃ・・・？とずっと思っていたステアリングが、実物はさほど気にならないレベルであると判明しただけでも大きな収穫。
オルガンペダルタイプのアクセルも非常に面白い。

そして、やはりカーボン製のセミバケットシートですね。これ、RECARO製との事だったんですけど、ホールド性や形状はフルバケットシートながら、リクライニングを可能としたモデルで、この手のタイプを先に開発して販売したのはRECAROじゃなくてBRIDEでしたけどね。
今、ホンダもそうですけど、ラリーアートでも同じコンセプトのシートを販売していることから、RECAROかBRIDEのOEMであると推測できる。
何はともあれ、セミバケとフルバケの良さを両立した形ですからね。

ただ、セダンの場合、フロントシートをどちらもフルバケットにしても車検は通るんですけどね。
これ、4シータークーペの場合は注意が必要で、フロントシートのうち、どちらかを前方可倒式にしないと車検通らないんですよ。4人乗りなのに2人しか乗れないと見なされるから。

まぁ今時の車に言えることはやっぱり内装ちゃっちいなぁ・・・リサイクルするためとか、コストダウンとか、いろんな要因は数あれど。
だからランエボも内装しょぼいなぁとか思ってたけど、実際はどの車も大して変わらなかったりするわけです。

あと気になったのがメーター。私、タコメーターとデジタルの速度計は視点から同じ距離にあるものだと思ってたんですけど、タコメーターは手前にあるのに速度計がかなり前方にあるんですよね。すごい距離感・・・。

サスペンションも専用ダンパーとコイル。さらにスタビライザーも恐らく専用品で、非常に硬い。営業マンにボディを揺らしてもらったけどほとんど揺れないほど。

あとエンジンに関しては恐らく手は加わっているんでしょう。馬力やトルクが向上しているから。ディーラーにも細かい仕様を明記した紙が貼ってあったけど大して気にもしなかったなぁ。
しかもカタログもらえると思ったら後1冊だけしかなくてあげられないと言われ、結局は普通のシビックTypeRのカタログしかもらえなかったわけです。

いや、TypeRのカタログはネット上でも見れるから特によかったんだけど・・・。

ちなみに価格は本体だけで477万円ほど。普通のTypeRの200万円上乗せという感じ。さらに諸費用などを込んだら乗り出し価格が520万円超え。
300台限定であることや、普通のTypeRにカスタムパーツ代＋工賃と考えたら高いのか安いのか・・・それは個々の価値観の違いによって大きく変わってきますけどもね。

無限RRを見た後、ディーラー内にあった新型フィット、クロスロード、ステップワゴンをそれぞれ見てみたが、ステップワゴンみたいな車が人気出るのがよくわかったわ。あれだけ広いと確かに楽っちゃぁ楽だよね、人運ぶとき。

ちなみにここのディーラーの売れ筋はフィットとライフ。フィットは今回のフルモデルチェンジで4WDに5AT、FFにはトルコン付きCVTが採用されているという。
というのも、トルコンがないCVTの場合、上り坂での発進の際に後退してしまうんだとか・・・。