涼宮ハルヒの憂鬱&機動戦士ガンダムThe Origin

第3巻。
コミックスでは2巻で憂鬱編が終了し、3巻以降は憂鬱編に語られた基本的な情報を元にした派生の話。と捉えればいいんじゃないでしょうかね。
で、第3巻に収録されている話のうち、アニメ化されている話が冒頭に収録されている野球の話、涼宮ハルヒの退屈があるんですがそれ以外は全てアニメ化されていない話なのでなかなか興味をそそられるとともに、3年前の七夕の日にハルヒが出会ったというジョン・スミスは一体誰なのかというところまで明かされるんですね。まさかあの人だったとは・・・。でも何でジョン・スミスなんて名乗ったんだろう・・・。
長門有希のゴシック調の衣装はああいう経緯で着ることになるんですね。絵だけは知ってたんですけど、ほんとに着たのかどうかも知らなかったですから。



第14巻。
ルウム戦役後編。
言わずもがな、The Originという作品が1stガンダムの補完のような形となっているんですけど、しかしアニメではルウム戦役というルウム空域での戦いがあって連邦軍艦隊が負けてレビル中将が捕虜になってしまった。
はたまたジオン軍がMSを投入し、連邦軍艦隊を壊滅させ、赤い彗星がその名を知らしめた、ということがあったという過去の話として出てくる程度だったのをあそこまで掘り下げているというのはそれだけ設定の奥深さが当時からあったけどアニメに仕切れなかったとか、後付でどうとでもなってしまった結果なのかはわかりませんけどね(笑
特に「ジオンに兵なし」の演説は有名ですがその背景も描かれていたのは面白かった。空域を航行していたシャアのファルメルとレビル奪還作戦を遂行していた一団が接触し、しかしシャアがレビルが搭乗していることを知ると手を引いたなんて話もありましたけど、さすがシャア。


確か何かのゲームだったかではアナンケの底部に装着されている大気圏突入用カプセルを脱出艇とし、レビルたちが搭乗して脱出しようとしていたところを黒い三連星に見つかって捕まる、なんてのもありましたけどThe Originではホワイトベースに搭載されていたようなスペースランチみたいなものを利用してた。