28日:20kgの行方は?

前期型と比較して1インチ、リアデフのサイズが小さくなっている、中期型以降のスープラ。これによって実に20kgも軽量化されているのだが、しかし前期も中期以降もカタログでの重量は変わっていない。ではこの20kgのアドバンテージはどこに行ったのか、というと全てボディの剛性アップのために使用されたという。
以下某巨大掲示板からの引用。


センターフロアクロスメンバーガゼットの追加
フロントピラーロワーリインホースメントの追加
センターボディピラーアウターリインホースメントの追加
センターボディピラーアウタープレートの追加
リアサスペンションメンバーのロワーアームブラケットブレース 外側→内側
リヤサスペンションスプリングサポートの追加
センターフロアクロスの厚板化


これで20kg重たくなり、差し引き0ということですね。元々剛性が高いとされるスープラですけど、ここまで徹底されていたとは驚きです。
ちなみに途中から衝突安全性ボディであるGOAが採用されますが、前期も同じようにクラッシャブル機構は存在していたらしく、周りの車種がみんなGOAという名称になったので総じてGOAにしただけとの話も。